夢。細く切り分けて倒れそうなケーキのように、グラグラと柔らかく不安定な足元。工事中なのに足場は一切なく、谷底は深く、隙間は二またぎほどあるところも。朝礼が始まる。キレイではつらつとした女性の顔のみが投影され、ふわふわと動きながら喋り始める。落ちそうなのを必死にこらえる。怖い。
はつらつお姉さんが右手にいる女性に質問すると、後ろにいる子連れのお母さんが不機嫌そうに「それはうちの子です」と割って入る。手元が狂い、右手の細長く10人ほど立っている場を揺らしてしまう。3人ほど颯爽と飛び降り、華麗に3mほど下に着地する。怖い。
一夜明けた日曜日の昼、そろそろ帰らなければならない。みんなはまだいる。漫画の最終巻を急いで読み終える。帰り道に通った更地で、セクシーな女性が機械を操って土をならしていた。後からイケメンが合流した、建築系の方だろうか。ここで家を建てるのだろうか。
goma no blog.
nikki.kakitai to omottakoto wo kakimasu.
2015年6月8日月曜日
2015年3月28日土曜日
3月18日
いつまでたってもコピーができない夢。
善意は無効化され、おちゃらけは見透かされ、規律は厳格化され、よってコピーができず、長蛇の列の先頭にいたはずなのに全員が先に終え、コピーの素材も手元にない。何人か一緒に探してくれるものの、見つからずに誰もいなくなる。
誰も悪い人はいなかった、が、結果としてコピーはできなかった。
いや、誰かのせいにしようとしてたな。あの人疑わしい、と思ってた。
善意は無効化され、おちゃらけは見透かされ、規律は厳格化され、よってコピーができず、長蛇の列の先頭にいたはずなのに全員が先に終え、コピーの素材も手元にない。何人か一緒に探してくれるものの、見つからずに誰もいなくなる。
誰も悪い人はいなかった、が、結果としてコピーはできなかった。
いや、誰かのせいにしようとしてたな。あの人疑わしい、と思ってた。
2015年2月4日水曜日
2月4日
新宿三丁目と、あと夢の中だけにいつも存在する地域の中を歩く。路地の先の赤レンガで囲われた女子校に迷い込む。女子高生の集団に怯えつつ、外に出ようととするも校門の先の景色が揺らいでいる。男性職員に連れ出されるも、「壁から手を離さなくてもいいように、壁から手を離さなくてもいいように、」と彼は連呼しながら校門脇の赤レンガに対し僕の手を押さえつける、めりこむほどに。その顔には屈託のない正義感がにじむ。浮かぶ血管。振り払い校外に出る、彼は慌てふためき、混乱する。
2014年12月27日土曜日
12月27日
ぐるぐる回る夢。市街と山道が混ざる周回路。登り下り、回を重ねるごとにタイムが縮む。プールで回る。2m程の棒でかきながら進むとトップの人より早く往復できる、皆に棒を報告。表面張力のコツを掴むとふわふわ浮ける。回れと念じるとその場でぐるぐる回る。空を見ながら、ぐるぐる、ぐるぐる、
2014年11月20日木曜日
11月20日
真夜中。豹と目が合った。電気のつかないトイレの窓の網戸を両の手でひっかきこじ開けようとしている。ここにいたら死ぬ、そのくらいはわかって、家の中に戻るが、積み木のように増改築されている家は中も外もない。ひとまず登る、夜風が涼しく、星が綺麗だった。
最上階の広間には家族がいた。各々の部屋があるように、僕の部屋らしき部屋もあって、見覚えがあるのでいつかの夢で居た部屋にまた戻ってきたのだと思う。窓の外に見えたのは豹のほかに蛇、猫、滑らかに僕の視界をすり抜ける。広間からは見えない。見えないだけというのはみんなわかっている。
最寄り駅を寝過ごして降りた駅は、もう一つの終点だった。用途がはっきりしない、終点ということが用途らしい。改札を抜けるとその先にもう一つ改札があって、出ていいのですか、と聞くと、いいですよ、いや、やっぱりだめです、と、捕まり、扉の開かない、好色、男色の暗い部屋。
長い長い夢だったが、時計は15分しか進んでいなかった。
最上階の広間には家族がいた。各々の部屋があるように、僕の部屋らしき部屋もあって、見覚えがあるのでいつかの夢で居た部屋にまた戻ってきたのだと思う。窓の外に見えたのは豹のほかに蛇、猫、滑らかに僕の視界をすり抜ける。広間からは見えない。見えないだけというのはみんなわかっている。
最寄り駅を寝過ごして降りた駅は、もう一つの終点だった。用途がはっきりしない、終点ということが用途らしい。改札を抜けるとその先にもう一つ改札があって、出ていいのですか、と聞くと、いいですよ、いや、やっぱりだめです、と、捕まり、扉の開かない、好色、男色の暗い部屋。
長い長い夢だったが、時計は15分しか進んでいなかった。
2014年11月15日土曜日
夢 11月11日
温泉だ!あ、でもタオルも髭剃りも忘れてきた、、まあ、、でもいっか!入ろ!温泉だ!という夢。
部屋の奥には、アンドロイドがすやすやと眠っていた。声を掛けると寝言を言う。友人とそこで湯につかりながら長い時間を過ごした。生身の本体は遠くにいる。名前も知っている。アンドロイドは終始穏やかな笑みを浮かべていて、最後まで目を開けなかった。友人は次の予定に大幅に遅れて叱られていたし、僕の未読メールは38件になっていた。
宿の三階に行くと親子が大型車を大変な手さばきで乗り回していた。息子は巨大な重機を、母親は4tトラックを、豪快に操っていた。父親は、ノコギリザメのような小さく長い重機を目にも留まらぬ速さで乗り回していたが僕につっこんできて、なぜそんなイライラしてるのか、この怖い重機は何に使うのかと聞いたら、この重機は小さくて古くて、もうなんの役にもたたない、妻や息子にそう言われていて自分もそう思っていると、彼は悲しそうに言った。3台の中ではかっこよさも移動のキレも一番だと思ったのでそう伝えると、うーん、と彼は目を合わせず言い、ちいさい背中を丸めてタバコを吸った。
部屋の奥には、アンドロイドがすやすやと眠っていた。声を掛けると寝言を言う。友人とそこで湯につかりながら長い時間を過ごした。生身の本体は遠くにいる。名前も知っている。アンドロイドは終始穏やかな笑みを浮かべていて、最後まで目を開けなかった。友人は次の予定に大幅に遅れて叱られていたし、僕の未読メールは38件になっていた。
宿の三階に行くと親子が大型車を大変な手さばきで乗り回していた。息子は巨大な重機を、母親は4tトラックを、豪快に操っていた。父親は、ノコギリザメのような小さく長い重機を目にも留まらぬ速さで乗り回していたが僕につっこんできて、なぜそんなイライラしてるのか、この怖い重機は何に使うのかと聞いたら、この重機は小さくて古くて、もうなんの役にもたたない、妻や息子にそう言われていて自分もそう思っていると、彼は悲しそうに言った。3台の中ではかっこよさも移動のキレも一番だと思ったのでそう伝えると、うーん、と彼は目を合わせず言い、ちいさい背中を丸めてタバコを吸った。
2014年9月4日木曜日
先日見た夢
家に女と、その友達の男といると、
検診係のような風貌の男がインターホンをならし、伝票届いてませんか、と尋ねてくる。
答えあぐねていると、まあ仕方ないですね、と言い、
同じような風貌の人間約15人で庭を解体し始める。
ああ、これはやばいやつだ、
と、判断し、混乱しながら、
二階の電話から110を押し、警察に連絡するも、
担当部署が違う、
と、取り合ってもらえない。
下に降りると庭は木も草もすべて美しく刈りとられ、
家の中の一階も床が剥がされていて、
女の友達の男は死んでいた。
ああ、これは解体して金目のものを奪い、かつ後に法外請求をするという二重強奪で、
余計な目撃者は殺すやつだ、
余計な目撃者は殺すやつだ、
と判断し、血の気が引き、
女と逃げる。
カジノの10階から降りて行くためには、各階の規定メダル数を稼がなければならない。
幼児のプロポーカー(人魚の足の衣裳をはいている)が渋い顔をしてカードをさばいている。
ギャンブルをしたことはなく、メダルを稼ぐ自信はない、
追手はじりじりと近寄ってくる。
映画俳優と女優が腕を組んで登場し、
群衆が大きく動いている隙に、女と非常階段に忍び込む。
頭の中は真っ白のまま、
二人で全力で螺旋階段を駆け下りていくが、
追手は後ろから、また前からも待ち構えているので、
手すりに乗って、追手をすり抜けながら滑り降りる。
風圧を激しく浴びながら、
突き破る針のように落ちていく、
突き破る針のように落ちていく、
助かる見込みと女の手は、首の皮一枚繋がっている。
円柱状の空間の中心線を軸として、
外壁という外壁は次第に激しく巻き上がっていく。
女は傷を負っていて、手すりに上手く乗れず、手が離れる。
助かる見込みと女の手は、遙か後方でもう見えない。
(女はしかし生きている、理由はわからない。)
体は、遙か先のなにかから吸い寄せられるままに、
速度は増す一方、そのまま手すりを逆走し上方へ、
そして空へ投げ出され、
手すりも軸も外壁も追手もすでになく、
大きく緩やかな放物線となる。
大きく緩やかな放物線となる。
一面の空。速度は意志を既に超えている。
そのまま、熱狂につつまれたスタジアム、
サッカーが行われているそのときその頭上を、
サッカーが行われているそのときその頭上を、
鮮明な解像度で弧が描かれていく。
躍動感をもって駆け抜ける20数名の選手、歓声をあげる両国のサポーター、
色とりどりの旗と人と、
その、なにの視界にも入る前に、
その、なにの視界にも入る前に、
向こう側のゴールバー左上あたりをかすめ客席に突っ込む、
停止、視界が消える。
黒。
おそらく全て速度の前に置き去りにされたので、
もはや生死の基準もわからない。
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