大学の6~7個下の後輩が、GPっていう、いわゆる快挙というか優勝というか、
それが11年ぶりの優勝だったもんで(つまり僕は経験してない)、もうおめでとうすごいやったすごいやーほんといいなあすごいなあ。
演劇の大会で、一年かけて準備したものを50人で約90分の劇にぶちこむという、
そういう思いの質量がはんぱないやつなんですけど、
あと、11年間分(の人々)の思いものっかってもいるっていうめんどくさいやつなんすけど、
それで優勝をしてくれました。
たぶん今「わー!」
って三桁を超えた人数のOBGの人々が、
「わー!」
を現場と、サイバーで共有しているはずで、
どうやら僕が生まれた年くらいの方々も渋谷あたりで「わー!」
ってなってるらしい。
タイムラインによると。
あと、グループの開封済みが100人を超えている。
昨日観て今日は観にいけなかったので、
今日のprize発表を現場で立ち会ってなくて、
ただ、立ち会ってたらどう感じたんだろう、
嬉しい、の先がわからない。
立ち会えなくて残念、とかは特になくて、
というのは、
人事に思えない。
たぶんこの1年、いや2年、3年、
今日の劇をつくるために尽力した人たちの苦しみと、興奮と、
願いと、歯軋りと、歪んだ顔と、泣きっ面と、興奮と、
目頭と、流したくない涙と、血管と、言葉と、煙草と、瓶ビールと、のこぎりと、想像力と、論破と、叫びと、罵倒と、泣き言と、睡眠不足と、興奮と、
そういう過程、
僕も6年前に同じ大会を経験して自分のを思い出すんですけど、
その先のものを今日の人たちは掴んでしまったんですよね、
僕らは死ぬほど掴みたくて掴めなかったんけど、
今日、がちっと掴んだ人たちがいて、
だからね、
僕だって掴みたいの!!!
年下とか関係ない。
「俺の時代は終わった。あとは任せた。お前らの時代、、そして今!」
じゃなくて!
むしろ先に掴みやがってこの野郎!!
今日は、朗読×音楽ってのを聞いてきて、
寺山修司だったってことと、演者が絶妙だったってのがあって、
これがまたよく、よくて、
またいろんな発見をしました。
で、終わった後に話してるときに、
「やー僕もぼちぼち頑張りますけどね、まだまだ時間かかりますよ」
っつったら、
「大丈夫、人生長いからね」
って言ってくれて、
そうっすねってなった。
面白いと思えるものを追い求め続けるとかなんとか、
もっと面白いものがあるんじゃないか探し続けるとか、
そういう話があって、
人生長いので、まあ明日死ぬかもしれないけど、
常に発見し続けて、掴みたいものを掴めたら「わわー!!」ってなるよね、
いや知らんけど、たぶんなるんじゃないかな、
そういう意味での老い、は、いやだ。
いやだ。
なんて、ひねくれて書いてしまいましたが、
僕も含め三桁のOBGを唸らせ歓喜させ昔を思い出させ新たな結束をつくったとかはおいといてもらって、
ひとまず自分たちの掴んだものを好きなように噛み締めて、舐め回して、
思う存分にそのドヤ顔で天下をとった酒の味を舐め回した結果酔いつぶれて夢の中でも舐めまわしてほしい、
もれなく全員が。
その権利を掴んだんだもんな。
いいなー。
羨ましい。
超面白い劇だった。
超、面白い劇だったんですよ。
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