2013年10月7日月曜日

会計、歯車

都って複式簿記になってまだ10年たってなかったんですね!
http://www.kaikeikanri.metro.tokyo.jp/kaikaku.htm

歯車の回る軸も向きも違うのに非営利団体「の全体」に経済社会での自立を求めるのは酷な話で、
再分配の主体は絶対必要だよなーという一方で、
政治性にナイーブなNGOにせよ個々人の価値観にナイーブな芸術団体にせよ、
お役所からの独立性って存在意義のレベルでかなり重要だと感じているわけです。

「完全自立のビジネスか、さもなくばお役所の税金か」っていう極端な収益構造しかないとやっぱしんどいなーというわけで、
税金、民間(でかい財団から個々人まで)からの寄付・補助・助成、そして自立的な収益事業のバランスをとるために、
そのお金の回る歯車をどれだけ多面的に立体的にくるくる噛み合わせられるか、
なのかなーって最近考えてたところに、

「東京都ですらH18年まで単式簿記だった」という事実をはじめてしって顎がはずれそうです。

それだけ、今まで国と企業のお金の回し方、
公会計と企業会計がかみ合ってないのにその間の非営利会計(公益法人会計とかNPO法人会計とか学校法人会計とか)は、
まあ、かみ合わないですよねーって話で顎がはずれつつも腑に落ちた感じ。

貨幣に換算されない社会的価値に世の中全体が向いてきてて、定量化・可視化の試行錯誤もデキル人たちが頑張ってたりもしててすごいなーかっこいいなーと思うんだけど、
そういう潮流を見ててなおさら、個人の自由を守るためにはお金のわかりやすさが必要ですね。と。
お金じゃないものでまわそうとすると、あいまいな人間関係のあいまいな阿吽のうんちゃらでそれは下手すると鬱屈して抑圧的で。

お金は手段としてはやっぱ最強っぽいなと。

お金をベースとするのは前提としつつ、
あいまいな社会的価値も実感しやすいように、
そしてそのもっと価値循環が見えやすいように、
その循環の渦が小さくまわる必要がある。
自立と再分配のバランスが実感できる社会。

その渦をいかにオープンに保って、いろんな渦がぶわーって混ざり合う感じにできるか。
でしょうか。
(なんか自転と公転、宇宙と惑星の太陽系みたいだなーと思ったのは余談。)
(それをクローズドでなくオープンにするカギは芸術なんじゃね?じゃね?)

公会計と非営利会計と企業会計、回る軸と向きの違いを組み立てるには複式簿記はやっぱり必要、
というか複式簿記ってすごいよね、きれいだよね、
って話にまとまります?
まとまりませんね。

あげぽよ~

アゲ・ポヨーン

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