もしも、もしもボックスがあったとしたら、少し考えたのち、世界平和とか言うのだろうと想像する。
多分それは少しの好奇心と保身なんじゃないかって疑ってしまうので、結局受話器を置いてボックスの影によりかかる。
もう人と喋りたくないって思うのは、きっと自分の話をしてしまって、相手の話を聞かない自分に自責を、そんな堰を切る瞬間に嫌気がさしているから、
どれもこれも、自分の話
サンダルが好きで、スウェットを両足とも少しまくし上げて歩く。歩きやすくて足の甲の涼しさに自由を感じて、退屈そうな交番のお兄さんにお疲れ様ですと挨拶をする、
「おう、」と応えなのかわからない応えをもらって満足する。
メガネをかけずに空を見ると、ぼんやり星が見える。
多分ぼんやりとしているのが重要なのだと特に理由にならない理由をつけて、言葉にならない言葉とともに一息つく。
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