2014年4月17日木曜日

見た夢の話

何かの夢を見ていた。
覚めると、6人で同じ大きなベッドの上で休んでいる。
男3人、女3人。
向かいの真ん中に気になる子がいる。

多分また寝てしまって、
夢の中では昔好きだった子がいる。
なにかを二人で話している。

向かいの真ん中の子は隣の女の子とじゃれあっている。
僕は隣の男に抱きしめられている。
僕はあまり抵抗しない。
固い。もう少し動かしたい。

夢に落ちると、体が浮いてなんでもできる、
気分がいい。スローモーションとグラデーションの進行。
なんかしらの克服をして、自由に動けるよう。そんな心持。イメージ。

起きると、みな離れて、
腫れ物を触るような目で僕を見ている。
「うまくいかない、うまくいかない、」とうめいていたらしい。
(と誰かが教えてくれた。)
怖さ、軽蔑、不安、困惑。
なぜ、そんな目で見られたのかはわからない。
とにかく、そこで友達を5人なくした。
非常ベルが鳴る。

ビルから脱出する。
煙のような霧が舞う。
赤。黒。

小さいころの記憶。
古民家に忘れ物をとりに行く。友達が2人。
夏のようだが、涼しい。(無風。)
僕が先にみつけ、2人は奥の部屋に探しに行く。
渡り廊下の右側の部屋のテレビがついている。
ハトの映像が流れている。

野原。
飼い主のおじさんがヒナと楽しく遊んでいる。
勢いあまってヒナの足を折ってしまう。
飼い主は必死に気遣うが、結局折れたまま。
ヒナは飛ぼうとするが、ビッコの足のせいで飛べない。
親からも見離される。
そんな映像が定点記録のコマ送り映像でずっと流れ続ける。
ヒナは羽をはばたかせ続ける。
大きくなり、体が白くなり、
まだ飛べない、飛べないけど、
羽を動かし続け、あがき続けている。
羽の色がつき、そして茶色になり、
(よくわからないけど恐らく年老いていってるんだろうと感じる)
あーこのハトはもう飛べずに死ぬのかな、
となんとなく考える。
飼い主は、なんてくだらない遊びで、このハトの一生を台無しにしてしまったのだろう、
と非難しようとして、(と同時に)
この人は、ずっと撮り続ける責務を感じていたのかな、とも考える。
最後、なぜか、ハトは飛ぶ。
飛べ、飛べ、と映像をみながら、
ずっと祈っていたので、心のつかえがとれもしたが、
このハトは飛んで、
電線の向こう側へ行ってもう見えなくなってしまったけど、
どこへ行くのかな、行くべきだったのかな、
なんていう不安に近いものを抱く。

漠然と何かの理由を探しに本屋へ入る。
アナウンスで閉店時間のお知らせが流れている。
構わず進むと、店長らしき人が、現行犯だよといわんばかりの、
しめしめという顔で、「ちょっと奥まで来てもらおうか」
と言ってくる。
そのセリフ言いたいだけだろ、
今それどころじゃないのにめんどくさいな、
と思いながら、でも閉店時間を無視したのは悪気があったし、後ろめたさも感じていると、
「どうしても今日中に買いたいのですか」
と聞かれ、
「はい、そうなんです、」
と答えつつ必死に今必要な本を考える。
なんとなく本棚を見上げながら本を探していると、
席に座った友人に、「ごまくん、」と声をかけられる。
隣の人をさし、
「この人がね、寄附をどうやったら集められるか知りたいんだって」
といわれる。
それは難しいなあと思ったから、
「それはとても難しいです。」
と答えた。


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