2012年5月19日土曜日

いちおし馴染めるカフェとか6選

最近カフェに足しげく通っていたので、6つおススメしてみますw


 1.Karly Scrum 池袋
http://karlyscrum.com/index.html


池袋の西口から少し入った住宅街。
道路から奥まったところにあるマンション入り口のガラス戸開けて、郵便受けの横を抜けて、階段を下りていく。
あやしい。
その先に、、
いわゆる隠れ家アートギャラリーカフェがありました。
カフェというよりDinig & Barかな?


15時からはHappy Hourとかいって、ピザと1ドリンクで600円!!
「大丈夫ですか?!」って聞いてみたら、笑顔で「大丈夫です(^^)」って。
カフェの代表さんがそもそも絵描きさんで、アーティストが気軽にカフェに作品展示できるようにしたいなってことで開いたんだって。
よくイベントもやってる。ライブとか。占星術ナイトとか。お笑いとか。
今度22日のアーティスト(とそうでない人)交流会もあるよ。俺は(そうでない人として)行くよ。いかない?そうでない人。そうである人も行こう。

もともと、 地元志向のフレンチ屋さんだったんだって。どおりで広々してて落ち着いた空間。アートセンス発揮したいデートとかに使っちゃって。


2.FREE FACTORY 下北沢
http://www.a-works.gr.jp/freefactory/

これあれです、言わずと知れた、高橋歩さん。あの旅人の。
彼の出版会社A-worksが手掛けるCafe & barです。
店内には彼の本もずらり。高校生の時に読みましたよ。読んで、例にもれず、感激して身震いしたものです。
「空は、繋がっている…!」とね。

店内はもう自由な空気満載、こちらもアートギャラリー可、イベント可。ヒッピー的なシャレオツ空間で、オシャレヒッピー的男子がいて、もうたじたじでしたが、一段上がった半個室空間に、蜷川幸雄の本とか井上雄彦さんの画集とか「あーこれこれ」って本がきっちりセレクトされて置いてて、にんまりしました。

A-worksに合わせてOn the roadっていうNPOの事務局も上の階にあります。インドに学校作って旅人を先生にするプロジェクト、宮城支援、福島支援、ジャマイカに音楽学校つくったり。やってることがぶっとんでてあったかい、もう高橋さんの本で読んだ感じそのまま。さすが。
https://otr.or.jp/
A-works主催の「旅祭」(6月3日)ってフェス、豪華ゲストで面白そうだよ、行こうよ!
(ところで野口健さんってアーティストなの?)
http://www.tabimatsuri.com/


3.Zizi Annabelle 西荻窪
http://www.ziziannabelle.com/

 スナックとかが入ったビルの2階、きさくで優しいなおこさんのcafe & bar。ここにはギターもベースもドラムもピアノだってあります。勝手に弾いちゃってどうぞ。

集まって、適当に、知らない人と、セッションをしちゃうような。マジカル。

「縁を大事に、人を大事に。愛される箱にしたい。」
なおこさんはそう申しておりました。

若者バンドマンたちが、足しげく通い、open一年たつ今、リピーターも増え、いろんな音楽仲間に愛される場になっているようです。
 メニュー表は一応ありますけど、なおこさんの気分でいろいろごはんつくってくれる。うまい。お母さんじゃん。あ、お母さんか。


4.AWOBAR 千駄木
http://www.facebook.com/awobar

谷中銀座ってすごいんですよ。弁当大ボリュームで300円なの!!見てて飽きないっす。その谷中銀座から少し脇にそれて、すずらん通りというとこをひゅひゅっと中に入っていくと、あります。awobar。barです。

木村カエラがかかってます。でもなにより、無料でギャラリー展示できるんです。右の写真はライブペイント展示。実は、このとき店内一面、スケッチの紙がぺたぺた四方八方貼られていて、それはもう爽快というか、ひとつの世界でした。barくらいの空間でギャラリー展示すると、囲まれる感全開でいいですよ。
マスターはもともとここのお客だったんだって。で、足しげく通って、ここやりたいっすねえ~とか言っていて、その時のマスターも、任せたいねえ~とか言っていて、そしたら実際にそんなことになっちゃったんだって。ざっくり言うと。すごいですよね。
マスターがそういうのしたいって言って始めたバーなので、本当です。
おススメしたいところですが、8月25日まで既に展示予約入ってしまっているんだって…!申し込みたい方は8月26日以降に展示しちゃいましょう!


5.TOWN DESIGN CAFE 表参道
http://www.towndesigncafe.com/

表参道ヒルズの向かいらへん。一本脇道に入るとすぐあります。シェアサイクルなんておいてあります。
ここ、街づくりのコンサルをされているクオルさんという会社が運営しています。

キーワードは街づくり、地域振興・・ということで、ここはワークショップ専門のカフェ、といっても過言でないほど、ワークショップをしやすい環境が整っています。
平日1時間500円(1ドリンク付き)とか、
無線LAN、プロジェクター、ホワイドボード完備(無料)とか、
手荷物用鍵付きロッカーとか。
あとはシェルフショップって言って、棚貸ししてます。月5000円払えば、自分の商品を棚に置けて、売上はまるまる回収できる。
コミュニティカフェって、カフェとは名ばかりの、会議室ってイメージあったけど、ここは普通に雰囲気いい感じだよ。上の写真の奥に見えるのは、表参道周辺のでっかい地図に、ぺたぺたtwitterのつぶやき的に紙を貼ってんの。てか、リアルfoursquareて感じか。いいよね、こういうの。どんどん人のあたたかみが増してくね。是非ワークショップで使いたいです。もちろん、アートギャラリーも可。


ええと。。
自分お手伝いしてるとこ、ちょっと宣伝させてください(汗)

というのもさ、上にあげたとこってギャラリー可、イベントはもちろんワークショップも可とか、すごく自由度の高い店が多くて、、うちだって、できるよ!って言いたくなりましたw

6.off,cafe 自由が丘
http://on-to-off.com/offcafe/

というわけで、すごくゆったりとしていて、自分との時間、もしくは大切な人との時間を、ゆっくり大事にできる空間です。
イベントとかワークショップを柔軟に対応しますよ、と。アートギャラリーも展開予定ですよ、と。
31日にjazz liveありますよ、と。

友達がきても、結構みんないいね、って言ってくれるし、いいとおもうよ!ごはんもうまいよ!
ごひいきにしてくださいね。



まとめ

これからは、「なんかよくわからんけどおしゃれっぽい」ってだけだと、生き残るの大変だと思います。だって、レベルめちゃめちゃ高いもん。どこもかしこも、シャレオツオツオツ…。
しかもググればそういうの一発。まとめとかあるし。やばいぜ。

もうデザインのセンスだけで差別化なんてできません。一回行って、「シャレオツ!」って思ってくれても、また次のシャレオツに行っちゃうよ。ググって。

だからね、そうでないとしたら、
オーナーさんやマスターさんが素敵な方だったり、愛着のもてるものがあったり、自分の足跡を残せたり、それでいて閉鎖的でなく誰でも立ち寄れて、イベントとかワークショップとかも行われて、リピーターができてきて。
その場の中でいろんな人が集まって、いろんなものが生まれていく、そんな有機的な繋がりが自然と生まれるカフェが、生き残っていくんじゃあないか、と。


今日あげたとこは、どこも本当におススメですよ。是非お時間のあるとき、お近く寄ったときに、立ち寄ってみてね~(^^)

2012年5月9日水曜日

寄付ってキャッシュバック(?)があるんですよー

僕が税理士を目指している理由の一つにNPO支援があります。
NPOに寄付をするとキャッシュバックが戻ってくるんだけど、その制度を利用するにあたりいろいろ問題があって、、というお話です。
長いし、まず面白くはないです。

前勉強したのに忘れちゃってたから備忘録として書きます。
別に税金の知識はまだ皆無だし、間違ってたらごめんなさい。
もしNPOとか寄付とかに興味があったら、少しだけでも読んでいただけると嬉しいです。



[前置き]
NPO法人ならではのメリットとして税制優遇があります。
(それが、法人をつくるときに株式会社でなくNPO法人を選択する大きな理由の一つになるのですが、)
その税制優遇をいちいち整理・処理するのが実務レベルで結構めんどくさいというか複雑でわかりにくいので、税金対策の手間を減らし、優遇を最大限活用するためのサポートをするNPO専門の税理士って必要なんじゃないかなーと思ったというわけです。
これからばんばん需要も供給も両方NPOは増えてくると思うのですが、お財布状況が苦しいところが多いので。。。

ちなみに、NPO法人(特定非営利活動法人)だからといって、全然稼いでもいいんですよ!
僕も知らなかったんですが、アメリカでは日本円で1000万もらってるNPOの方とか普通にいるみたいです。利益を配当しちゃいけないだけで、NPOだって、人件費とか管理費とかはもちろん必要。
寄付金からもそういう費用にあててしかるべき。運営できなきゃやっていけないですからね。
(アメリカ人って収入の1割をなんかしらの寄付にあてているという、驚愕の文化背景も反映されてるんでしょうね。)

NPOと株式会社の大きな違いとして、
「非収益事業に関しては法人税が原則非課税」(収益事業に対してはNPOであっても課税されちゃいます)ってのがひとつ、
あと、寄付金控除ってのがあります!今回の本題です。






[本題]
 国や地方自治体、公益社団法人とか、NPO法人に対して個人が寄付をすると、確定申告を経て、一定割合キャッシュバックされるんです!

今まではその額がたいしたことない、しょぼい制度だったんですが、、、
今年4月からパワーアップした「新寄付税制」がスタートしました!
これによると、「認定NPO法人」に対して個人が寄付をすると、最大半分弱(計算方法めんどいので、かなりざっくり言っています)、キャッシュバックされます。

半分弱戻ってくるって聞くと、すごいですよね!

「認定NPO法人」ってのは、NPO法人の進化版です。
一定の成果をだして条件をクリアすると、進化できます。

つまり、NPOとしては、認定とると寄付してもらいやすい!
 寄付分化の薄い日本において、敷居を低くする絶好の武器です。

寄付した分税金免除ってことはいいかえると、
寄付する側としては、国に納めるか、自分が好きなNPO法人等におさめるか、自分で選択(投票)できるってことです。
社会問題が多すぎ待ったなし、行政がアップアップしてる今、民間(NPOなど)が行政の代替機能をはたしていけたらいいよねってことで、認定NPO法人どんどん増えればいいよねって話です。

「国に納めても、何に使われるかわかんない。だったら、自分が信用できる団体に、使ってもらおうじゃないか」という選択肢を、国自身が与えている。
国として、「もう自分だけじゃとても面倒見切れる時代じゃありません、キャパオーバーだよ!」という判断をしているわけですね。とっても合理的だし、かなりNPO側の尽力もあったというお話。

 
ちなみに認定NPO法人に寄付をした場合の税制優遇は全部で3つあります。
①個人が寄付した場合、最大半分くらい税額控除(上記のやつ)
②法人が寄付した場合、損金算入できる限度額が拡大
③相続人が相続財産を寄付した場合、全額(!)非課税

あとは、認定NPO法人自身にも優遇措置があり、
収益事業の利益を非収益事業の費用に使った場合、その分を一定範囲損金算入できます。

さて、その認定をとるのがこれまたハードルが高くて、いろいろと条件があるんですが、
ざっくりいうと、
「3000円以上の寄付者が年平均100人以上」
これをクリアできるかどうかが分かれ目っぽいです。
認定がはれてとれても、これをずっと続けていかないと、認定はく奪です。厳しい。。

なので、もしNPOに寄付をすることがあれば、「3000円」がカギです。
1000円も嬉しいですが、3000円は、1000円の3倍以上の喜びを与える、ということを、
是非知っておいてくださいw
1000円を3回に分けてもOKです。1年以内に、合計3000円以上になってれば1人にカウントされます。でも、6000円払っても、1人は1人です。



なにはともあれ、寄付めんどくさいんすよね。手続きが。寄付募るったって、「いいなーちょっと援助しよかな」と思っても、
わざわざ連絡とって、んで
「郵便為替で送ってください」とか言われると、
「じゃ、また今度」
てなっちゃう。
だからクラウドファンディングが絶好調なのはすごいことだし、つくってる人は尊敬の嵐。
でも、自分の周りに限定すると、やってる人少ない。時間の問題なんだろか。どうなのか。
マジョリティに浸透させるには。

寄付のイメージの改善が先なのか、
浸透すればイメージが改善するのか、
いや、両方か。

キャッシュバックにしても、領収書とっといて、確定申告で、って言われても、数千円出して、ちょぺっとしか返ってこない金額のために、手続きの手間の割が合わないって感じちゃう。
寄付を募る側もこれをきちんと訴求しようとしてる人あんまり見ないし。
言うだけでも違うとおもうんだよな。
「確定申告でちゃんとやれば、半分弱戻ってきますからね」って伝えるだけでも。

もっと積極的に活用できるようにするのが今後の課題なのかなー。
現実的な手間の面。クラウドファンディングも、ここんとこも絡めていけたら、より魅力的なサービスになるんかな。 どうだろか。

とにもかくにも、クラウドファンディングとNPOは相性ばっちりだから、どんどん使っていけばいいなあ。


(どんどん話がずれてくけど、)

寄付、、
思い入れがあればするけどさ。
寄付する先の顔が見えて、何に使われるかわかるってのが重要だけど、
あとは、単純にもっともっと敷居を低くなればいいよね。

思い入れのある人はもう十分やってるし。
だから、マジョリティの人達の敷居を下げることが重要。
寄付って名前がもうやだよね。社会貢献とかの響きもそう。
日本人的な感覚だと、抵抗が強い人多いよね。
「俺私いいことしてますキリッドヤッ」みたいな。
(実際に動いてる人は、
そういうキリドヤは少なくて、やりたいからやってるだけ、みたいな気はするけど。)

「友達を手伝う」くらいの感覚まで気軽になればいいし、
ファッションとかノリでお金だすくらいのカジュアルさが欲しい。
いちいち、「いいことしなきゃ」とか意識しなくてもいいくらい生活に溶け込んでほしい。
身構えないと出せないような雰囲気だと、寄付は継続的長期的に根付くことはないと思う。
日本のマジョリティの中には、神様はいないわけですからね。

繰り返しになるけど、
「知らない」ことと、「寄付に対して心理的・物理的敷居が高い」ことがマジョリティが寄付しない理由。
マジョリティの中では、人格性とかは一切関係ないと思う。(誰に言われるでも機会があったわけでもないのに人格性だけで動けた人がマイノリティ。)
情報量が増えて、クラウドファンディングの開拓者の方々のおかげで、徐々に寄付する機会は増えてきたのかな。 あとは日常に溶け込ませること。

だから、カフェのメニュー表にファッショナブル・しゃれおつな感じでフレンドリーに寄付するメニューが自然に入ってる、そんな世の中がいいのかなと思うわけです。マジョリティの人間を動かすには、日常的に、五感で触れる場所で触れさせるのがいいと思うし。



長くなりました。話それすぎ。
無理やり戻すと、今は新寄付税制っていういい制度ができたのに、知られてもいないし、なんか小難しくて結局どうすればよいのかよくわからんぞ、というのが課題、てことでしょうか。

知識も付け焼刃ですのでつっこみどころ満載かとも思いますが、
読んでくれたのでしたらありがとうございますm(__)m


ちょっとずつ、勉強しつつ、深堀できていければと思います。ご意見等、あればじゃんじゃん言ってくださいm(__)m

2012年5月4日金曜日

ARABIAのムーミンマグ

ARABIAって食器が好きです。

フィンランドの食器。

そのARABIAに、ムーミンのマグカップシリーズがあってね。
いろんなキャラクターが、いくつあるんだろ、20くらい?結構あって。

夢の一つがね、そのマグを全部買うことなんだけど、
これがなかなか増えない。

ムーミンのマグを買うには、理由が必要なんす。
どれもこれも、
ああこのマグはあいつだ
とか、
あ、これはあの子かなあ
とか、
マグがどれも濃すぎて、人とリンクしちゃう。

そんなん、買って、うちに置けるわけないでしょ!

というわけで、
今うちには、にょろにょろがあります。



俺はにょろにょろでいいやと思ったから。
いいでしょ、にょろにょろしてて。悪い気しないでしょ。


ええと、どうすればコンプリートできるんだ?!
誰かと結びついたうえで、かつ、うちにおいとける、合理的な落とし所は?!

例えば、家族にあてこんで、パパとママを買う。ここまではよし。

その先は?!
うーん。

たぶん、
いろんな例があって、どれも個別で理由は違うけど、
誰かとの、何らかの、交わるタイミングのしるしみたいなものになるのかな。

そんな乱暴きままなタイミングで律義にARABIAに行ってマグ買えるともおもわんし、
別にいつか揃ったらいいなと思ってるだけで、
血眼になって集めようと力んでいるわけでもないから、
そりゃなかなか集まらんのだけど、


やっぱり、まあ、いつかは。

なんでかって、まあ、ね。

いいじゃないすか。なんか。楽しいじゃんすか。



そこに理由はない!(かっこついてもいないしおちてもいない)

でも全部揃えられたら、俺の人生たぶん幸せ。

おわり。