「ごとうくん、もう自分のことフリーターっていっちゃだめ」
「暗中模索」
「私も」
涙と
怒ったような
声が震えてた
ずっと居た
今まで知らないところへ
行く
「同じなのよ」
うんじゅうねん
生まれた「時」「点」のまえうしろは
壁もなく
遠くでもなく
ただ
まえの人が
先に死ぬ
走り泳ぎ止まり
「また来いよな」
思い思いにまわる
視線のつばぜり合い
何億光年の時空を錯綜する
こことそこで
それとあれが
散った火花のプリズムスペクタクル
眩しすぎて目を伏せて
30年後どこに誰といんの
今「まだいない」誰かと同じとこで
「じゃ、。また。」「うん、。また。」
と言ってるかもわからんし
そのとき「もういない」誰かが刻んだ刹那を
ぽつぽつと辿っているかも
「わからない」
名前も顔も
言葉も年も性別も
地球人だって宇宙人だって
一人はさびしいし
知らないとこは怖い
いつか死ぬ
あと、コーヒーが好き(もしくは嫌い)
「何考えてんの」
「自分でも触れちゃいけないような気がする」
じゃあ触れなくたっていい
10年顔あわせてたって、だよ、
「おまえのそんな顔、初めてだな」
俺にとってね
「おめでとう」
ってびっくりするくらい嬉しい
本当ですよ
次、いつ会うのかな
会うのかな
必然でも偶然でもなく
自然にね
意志は、継ぎたい
理由なんてない
刹那から始まって
刹那で閉じたら
閉じ込められた時空が見えてくるってね
「じゃ、。近いうちに!」
で精いっぱいだ。
ギレゴト、か。
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